2015年04月05日

MUDに描かれるリアルな思春期の苦悩

 GYAOの映画で、MUDを観た。なにも考えずに偶然観たのだが、これが予想外におもしろかった。
映画に関する情報は以下の通り。

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■映画情報 (Yahoo!映画)
MUD マッド (2012年 アメリカ)
・作品情報  ・キャスト・スタッフ  ・作品ユーザーレビュー (別ウィンドウで開きます)
■内容・ストーリー
アメリカ南部、ミシシッピ川中州にある小さな島が舞台。14歳の少年エリスとネックボーンは、その島に潜伏する奇妙な男マッドに出会う。マッドは2人に嘘か本当か、テキサスで殺人を犯し賞金稼ぎに追われているが、町で自分を待つ恋人ジェニパーに会うため助けを借りたいと話す。興味をもった少年たちは、マッドに協力することを決めるが……。
■キャスト・スタッフ
出演:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、タイ・シェリダン、サム・シェパード、マイケル・シャノン
監督:ジェフ・ニコルズ

 14歳の少年エリスが、ストレートで逞しくて気持ちがいい。ボートやバイクを操って、どこにでも行くし、ボートハウスに住んで魚を売る仕事を手伝っている。親友との信頼関係もあるし、まっすぐな成長をしていると感じられる。
 エリスは、マッドという不審な男と出会うが、彼が一途に想う女性を傷つけた相手を撃ち殺して隠れており、彼女(ジェニパー)といっしょに逃げる計画をしていると知って協力する。盗みも含めて、逃げるためのボートを修理する部品を調達したり、ジェニパーに連絡をとったりする。
 性愛、恋愛、家族、経済(仕事)など、一人前の大人として生きて行くには、解決しなければならない課題が山積みである。そして、どれも一筋縄では解決できない厄介な課題である。
 この中でも、エリスは男女の関係に純粋な愛情を信じたいという気持ちが強い。エリスの両親が離婚しそうになっているという背景もあり、マッドとジェニパーの純愛を信じ救われたいのだ。だが、真実を知る中で、そんな単純なものではないとわかってくる。マッドを純粋に愛を信じる大人のモデルとしたいのだと思う。
 一方、エリスの親友ネックボーンは、両親がいなくて、叔父といっしょに暮らしている。この若い叔父は性愛に奔放で、一人の女に執着しない現実派である。大人のもう1つのモデルとして、この叔父が対比されている。ネックも、叔父の影響で現実的である。
 愛していれば、困難があっても関係を続けていけるのか、現実に迎合するしかないのか。14歳の視線、感性で見た大人の世界を生々しく描いていてリアリティーがある。エリスは賢くて正直である。こんな少年がどのように成長していくのか。もっと見たいと思った。
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posted by のっそりくまさん at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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